先端電子機器

アンプ

強誘電体材料の調査では、材料やサンプルの形状に応じて、異なる電圧範囲が必要になる場合があります。そのため、aixACCT Systemsは、様々なアンプを搭載したPESシステムを提供しています。

お客様のニーズに応じて、システムを外部アンプと組み合わせることで、様々な材料やサンプル形状の特性評価が可能になります。

例えば、非常に薄いフィルムの測定には内蔵の30Vアンプで十分ですが、バルクセラミックの測定にはkVレンジの電圧が必要となるため、追加のアンプが必要になります。

複数の電圧範囲をカバーする必要がありますか？問題ありません。
PESシステムに複数のアンプを接続することもできます。
当社のソフトウェアは、それぞれの電圧範囲に対応したサンプルホルダーに自動的に切り替えます。

当社独自の特殊アンプから選択することも、他の大手メーカーの製品を使用することもできます。

薄膜用高電圧増幅器

aixACCT高電圧アンプは、バイポーラ出力電圧の高精度制御を実現します。出力電圧は+-200Vまたは+-400Vから選択可能です。この高電圧アンプは、圧電材料の特性評価のためのACおよびDCバイアスなど、さまざまな用途に使用されます。固定ゲイン40V/Vの非反転増幅器として構成されています。オールソリッドステート設計により、100V/μs以上のスルーレートと、DCから100kHzを超える広い信号帯域幅（-3dB）を実現しています。出力電圧はモニター出力（+-10V）で監視できます。デジタルイネーブル機能により、高電圧出力のオン/オフをリモートで切り替えることができます。

統厚膜およびバルク材料用増幅器

厚膜やバルク材料の特性評価には、通常Trek製のアンプを使用します。サンプルホルダーに応じて、様々な電圧・電流範囲のアンプも使用可能です。これらの範囲は500V～20kV、2mA～40mAです。別のアンプをご希望ですか？問題ありません。お気軽にお問い合わせください。

多層構造用アンプ

多層アクチュエータについては、Falco社の高性能アンプと自社製の200/400 Vアンプを使用しています。これらを当社のサンプルホルダーと組み合わせることで、自動車分野のインジェクターアクチュエータの寿命解析といった高周波測定が可能になります。