今までは温度印加した圧縮エアーを使用し、雰囲気温度を変化させ、印加対象物の温度を変化させる事が主流でした。
圧縮エアーにて温度印加行うメリットは、温度印加対象物とのコンタクトが容易というものです。しかし装置が非常に大きく重い、温度安定性が悪く、200V30Aの大電力を必要とし、1kW以上のヒーターを持ち、外部より圧縮エアーの供給が必要です。
弊社のコンタクト型温調システムは、ソケット内ICパッケージ、ICチップ、ヒートシンク、評価基板上のICパッケージ等に対し直接コンタクトさせる必要が有りますが、非常に小型で軽量、温度安定性が高く、100V電力で動作出来、温度コントロール部には12Vしか使用せず、圧縮エアー等のユーティリティ不要です。
これにより本製品は非常に手軽に温度印加出来る為、設計評価等の温度印加試験に最適であると共に、長時間の連続が可能な為、生産設備用の温度印加装置としても最適です。