開発ストーリー

BLUE GREEN SHOT

緑LEDとIPLを組み合わせた、日本初※1の光美顔器。
その始まりは、ヤーマンの光エネルギー研究による「発見」でした。

長年の研究がたどり着いた未開拓の光、
緑LED「505nm」。

ヤーマンの研究開発拠点である「表情筋研究所」では、美容機器の礎となる4つの基本エネルギー「電気・熱・超音波・光」の皮膚科学の観点での有効性の解明・研究に取り組んでおり、新しい技術を生み出し続けてきました。今回着目したのは「光」。
光のメカニズムは解明されておらず未知数の分野ですが、タッチレスでケアができるという点で可能性を秘めたエネルギーです。
中でもLEDは、クリニックでも使われている安全性の高い光です。また、波長(光の色)によって肌深部※2に到達する深さが変わります。
ヤーマンは、研究報告が少ない「緑」色の波長域に挑戦。研究を積み重ねてきた成果としてたどり着いたのは、「緑LED (505nm)」と肌の明るさ、透明感※3との関係、という発見でした。
肌のくすみ※4は自分でケアすることが難しく、近年関心が高まっている美容医療の中でも人気施術ランキングの上位に位置するほど。
ヤーマンの長年の光研究がもたらした発見を起点に、美肌に良いとされているIPLと掛け合わせることで相乗効果を生み出し、くすみ※4肌をケアをサポートし、透明美肌※3を後押しする日本初※1の光美顔器が誕生しました。

必要な強度の光を、安定して照射するために。課題となったのは熱のコントロールでした。

LED光・IPL光。発光時間の長い高出力※5LEDは照射口中央に向けて照射する様に配置し、瞬間発光のIPLは照射口中央に配置。
それらの二つの異なる光を重ねて照射することで照射効率を高めた仕組みにしています。またこの仕組みは2つの光の相乗効果を得るとともに使用時の眩しさも低減しています。

発光する際に必ず発生するのが「熱」です。それぞれの光源を強度を上げて照射した場合、製品本体の発熱量が多くなります。また、IPLは高い電圧を生じるデバイスのため、部品を高密集させると製品内部の思わぬところに放電し、発光できないという問題が発生します。
さらに、照射による乾燥を防ぐとともに、より一層のくすみ※4を抑える透明感ケア※3を実現するために、化粧品との併用を想定。高い耐水性も必要とされていました。そうなるとますます熱の逃げ場が失われてしまいます。
開発はまさに「熱」との戦いでした。開発チームは何台もの試作機を作り、評価を重ね、光を効率良く導く構造とともに、排熱経路の確保などの熱対策を徹底的に追求。安定かつケアに必要な強度の光の照射を実現しました。

新しい光を、もっと使いやすく。
ヤーマンの情熱と技術が、
くすみ※4ケアを変えていきます。

ヤーマンが光と熱の制御と同時に追求したのは、日々のケアにとって大切な「使いやすさ」です。手にしっくりとなじみ、自分の顔に向けてケアしやすいフォルム。照射口のサイズにもこだわりました。
肌の上をスライドさせながらお使いいただくことを想定し、光の強度だけでなく素早い照射速度を実現。肌に触れる照射部を滑らかにするため、材質や形状にも工夫を凝らしています。
さらに、くすみ※4のレベルに応じてLEDの出力を自動で調整するフォーカスセンサーを搭載しています。
このセンサーは「くすみ※4を探すお客さまの手間を少しでも省きたい、また無駄な出力をせず必要量の照射を実現したい」という想いから、試作機の段階で追加されました。
使うたびにセンサーがリセットされ、そのときのお客さまの肌の状態に寄り添ってセンシングする画期的な機能です。地道な検証を繰り返し、安定した精度のセンシングを実現しました。

手つかずだった緑LED「505nm」の発見。そして、お客さまの使用シーンを思い描きながら課題を克服していく。ヤーマンの情熱と技術が、くすみ※4ケアへの新しいアプローチをカタチにしました。
ヤーマンは、これからも光の可能性に挑み続け、美容機器に次の革新をもたらしていきます。

※1

日本マーケティングリサーチ機構調べ 概要:2023月期 日本初であることの証明・検証調査

※2

角質層まで

※3

化粧品と美容機器の継続した使用による。うるおいによる肌への見え方

※4

肌表面の古い角質やよごれ

※5

HRF-10Tとの比較

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