2024年11月7日(木)
知っているようでわからない美顔器の技術について、当社開発者が解説
日本化粧品検定協会主催の「美容機器講座」を開始
美容技術の正しい知識の啓発で、美顔器を選びやすいものに
「美しくを、変えていく。」をスローガンに掲げ、技術の力でグローバルに美の進化に挑み続ける5年連続美顔器シェアNO.1*1のヤーマン株式会社(所在地:東京都江東区、代表取締役社長:山﨑貴三代)は、2024年10月29日(火)に、日本化粧品検定協会主催の「美容機器講座」を「YA-MAN the store GINZA」にて開催いたしました。
講座ではヤーマン株式会社開発本部副本部長、テック ストラテジストの久保井美帆が講師を務め、家庭用美容機器で使われている技術のメカニズムやエネルギーの特性などを、化粧品の専門家である日本化粧品検定協会認定コスメコンシェルジュの皆さまに向け解説しました。
当社はこれまで、「人を美しくするテクノロジー」である美容技術を構成する工学エネルギーと、皮膚科学の観点での有効性の解明・研究に取り組んでまいりました。既存の研究体制を『表情筋研究所』のラボの形に整備するほか、国立大学法人東京大学大学院医学系研究科皮膚科学と共同研究や学術誌への論文発表を行うなど、サイエンスに基づいた美容技術の確立を目指しております。
しかしながら、近年拡大する家庭用美容機器市場では、高額なものから安価なものまで幅広い価格帯のものが存在し、「何を基準に選べばよいかわからない」というお声を多数いただいております。搭載されている技術については「いろいろ名前は聞いたことがあるが、その作用機序はよくわからない」というのが実情のようです。
このような状況を背景に、化粧品美容にも関心の高いコスメコンシェルジュの皆さまが在籍される日本化粧品検定協会から「美容機器について学びたい人が多いため、セミナーを実施してほしい」とお声がけいただいたことに加え、「ご自身のお悩みに対して、正しく機器を選んでいただきたい」という当社の思いも重なり、今回の講座実施に至りました。
本講座では久保井より、美顔器に搭載されている根幹技術についての解説はもちろん、肌に当てた場合のRF(ラジオ波)の周波数の特性や、EMSの周波数とパワー、体感のバランスを考慮した機器の設計など、開発者ならではの視点で講義がなされました。加えて開発の考え方・狙いによって、お悩み解決へのアプローチ方法は異なり、機器の設計が異なると解説。搭載された技術を理解した上で、「どのような考え方で作られているかを知り、自分の悩みや用途にあったものかどうかを見極めること」が美容機器を選ぶポイントだと締めくくりました。
講義終了後の質疑応答では美顔器にまつわる質問が多く寄せられ、美容機器への関心の高さがうかがえました。
当社では業務用から始まった美容機器のリーディングカンパニーとして、今後も「美容技術」にまつわる講座を日本化粧品検定協会と協業し、継続的に開催していく所存です。講座の開催により美容技術の正しい理解の普及と、より良いスキンケア体験の提供を目指し、美容機器業界のさらなる発展につなげてまいります。
■実施概要
イベントタイトル:日本化粧品検定協会主催「美容機器講座」
日時:2024年10月29日(水)10時~/14時~
場所:YA-MAN the store GINZA 2F
<登壇者>
講師:ヤーマン株式会社 開発本部 副本部長 テック ストラテジスト 久保井美帆
進行:日本化粧品検定協会 梅原彩 氏
*¹ (株)富士経済『美容&健康家電マーケティングトレンドデータ2020』2018-2019年実績、『美容&健康家電市場・関連サービストレンドデータ2023-2024』2020-2022年実績、美顔器カテゴリにおいて日本国内の美容家電全体におけるメーカーシェアとして
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