社員紹介

開発部門
堀 隆秀
- 中途入社

入社した理由

網羅的な製品開発に携われることと美容家電分野の可能性

大学・大学院ではプロダクトデザインを専攻、前職では主に製品の動作仕様を取りまとめる業務を担当し、モノづくりの中でも上流の知識や経験に偏っていました。ヤーマンでは、製品の開発に構想段階から量産出荷まで携われることを知り、自身の培った分野を活かしつつ、より広い範囲で製品開発やモノづくりに携われると感じました。
また、他の家電製品と比較すると、美容家電は外観デザインやインターフェースの使い勝手に関してまだまだ余地のある分野であり、裁量をもって働ける場合は自身次第で新しいことができる可能性を感じたため入社を決めました。

関わったプロジェクト

シリーズ累計50万台※1のIPL光美容器を初代から担当

IPL光美容器「レイボーテ」を初代から筐体設計として担当
ダブルキセノン管による高出力を実現した「レイボーテ Rフラッシュ ダブル」シリーズ
日本初※2の防水※3性コードレスIPL光美容器「レイボーテヴィーナス」シリーズ
ダブルキセノン管をさらに高出力にしつつ軽量コンパクトを実現した「レイボーテ ハイパー ZERO」

他「リフトドライヤー」「H/C ボーテ SAKURA」「WAVY」「WAVY mini」の外観デザインや量産立ち上げを担当

※1 2014年3月~2023年3月までのレイボーテシリーズ累計出荷台数(当社調べ)
※2 日本マーケティング・リサーチ機構調べ 調査概要:2020年11月期 日本初であることの証明・検証調査
※3 IPX7

#筐体設計 #CADの達人

業務紹介

現在担当している主な業務内容

IPL光美容器次期製品の企画・設計・仕様検討・特許出願関連
新規カテゴリー美容器の製品企画など。

仕事のやりがい

自らが手がけた製品が量販店に実際に並んでいたり広告で大々的に宣伝されていたりするのを見ると、やってて良かったなと喜びや達成感を感じることができます。

普段の仕事では、自分ではどう考えても解決できないと感じた課題を、チーム内で話し合いアイディアを出し合って検証したり、協力工場に何かできないか相談したりして無事解決できた時は、一体感のあるやりがいを感じることができます。その積み重ねは現在の仕事の自信にも繋がっています。

印象に残っているプロジェクト

初代IPL美容器である「レイボーテ」を担当した時です。 入社1年目に筐体設計者として担当したのですが、3D CADソフトや外装厚みの妥当性といった設計の基礎知識を得たばかりの状態で試行錯誤しながらの設計でした。かたちにするだけでも精一杯だったのですが、IPLの技術的な扱いが、高出力で発光させた場合は内部の熱処理や漏電リスクが予想よりも非常に高いことがわかり、知識も経験も不足している絶望的な状況でした。
そんな中、上長の方や先輩、他部門の担当者ではない方達も全力でサポートしてくれました。中でも共に中国へ量産立ち上げにいったメンバーには、量産に向けての自身の業務が忙しいにも関わらず、その合間を縫って設計業務にも全力で付き合っていただき、無事製品を量産、出荷することができました。
モノと向き合う仕事でありながら、大切なのは人なんだと実感で気付かされたプロジェクトでした。その経験は今でも私の仕事をする上での行動原理に繋がっています。

仕事で大切にしていること

「実際に誰が手を動かすのか」といった相手を意識し、スピード感をもって効率的に進められることを心がけています。
例えば製品が量産された場合、実際に製品を組み立てるのは工場の工員です。どのような工程で組み立てたらわかりやすくてミスを低減できるかといった、その場にいる相手をイメージしながら製品設計をしています。自分の考えだけでは及ばなかったり間違ってたりもあると思いますので、工場に立ち合いの際は現場の方に直接話を聞くなど、可能な限り精度を高めるよう努めています。
その根底にはヤーマンのスピード感を重視する考えがあります。図面ができたら自動的に製品が生産されるわけではなく、様々な方の関わりの積み重ねで成り立っているため、私の受け持つ範疇だけが速くても意味がありません。製品に関わる方達がいかに迷いなく効率よく動けるかを常に考えて行動しています。

今後の目標

新しいスタンダードになり得る美容機器のカテゴリを市場に投入すること。
瞬間的に売れる製品ではなく、売れ続ける製品開発。

ヤーマンはどんな会社か

自分に何ができるかを常に考え行動できる人が集まっている会社だと感じています。
また、部門や役職に関わらず、わからないことがあれば快く相談にのってくれる方が集まっており尊敬できる方ばかりで、私もその一部でありたいと思える環境です。

求職者へのメッセージ

開発部門は、モノが好きで、設計でも生産でも品質改善でも「こうしたい」という思いを持って、周囲を巻き込みながら自身で追求し突き進める方が合っていると思います。
同じような思いをお互いに活かしあって働きたいと考えている方であれば気持ちよく仕事ができると思います。もしご縁があれば、どうぞよろしくお願いいたします。