社員紹介

開発部門
竹内 祐希
- 中途入社

入社した理由

30代半ばを過ぎて顔が長くなったような気がしていたところ

顔の下半分を鍛えようというメディリフトの広告が心に刺さったことをきっかけにヤーマンに興味をもちました。
学生の頃からメイクは好きでしたが、美容機器なんて私には縁遠い世界だと思っていました。
面接担当者(現在、同じチームで働いています)が、検証の方法を詳しく説明してくれたことで一気に距離が近づきました。
前職の製品開発の経験も活かして、私のように化粧品だけでは満足を得にくくなった人に少しでも喜びをお伝えできればと思い入社しました。
また、子供がいるため転勤がないこともメリットに感じました。

関わったプロジェクト

新規参入となる新製品 RFシェーバー HOT SHAVE(ホットシェイブ)

ここ最近ではRFシェーバー HOT SHAVE(ホットシェイブ)に携わりました。
美顔評価については様々やってきましたが、ヒゲの評価となると全くの未知で評価方法を確立するところから始まりました。
ヒトの顔やアゴでの検証だけでなく、開発部社員にヒゲを伸ばしてもらい、採取して顕微鏡観察に用いました。
そして、美顔器に使用しているRF技術で加温することで肌をやわらかくし、機器と肌の密着性を上げ、自分からは見えにくい部分や細かな凹凸のある部分まで剃り残し量が減少できることが分かりました。
肌を整える効果以外にも、使用中は非常に気持ちが良く満足度の高い製品に仕上がったと思います。

#社長賞大賞 #製品の効果検証 #基礎研究 #表情筋研究所 #学会発表

業務紹介

現在担当している主な業務内容

ヘアケア・光美容器・シェーバーの効果検証。
電気刺激と皮膚や毛髪に関する基礎研究。

仕事のやりがい

試作段階の実験ではなかなか希望の結果が得られず試行錯誤していたものが、仕様の見直しや測定手法の改良を重ね販売開始前の最終のヒト試験でしっかりと効果が数値で現れたときにやりがいを感じます。
なんか調子いい、良い気がする…といったフワフワとしたものを数値化や可視化すること、化粧品のみを使用した場合よりも機器と化粧品を使用した方が良いことを証明することが難しくもあり、達成できたときにやりがいを感じます。

印象に残っているプロジェクト

現在も進行中の化粧品に含まれる有効成分を浸透促進させるための電気刺激を開発設計するプロジェクトです。
ヒトの前腕部から角層を何層も採取するのですが、1回試験を終えたら角層をお休みさせるために3か月間同じ人には試験ができないのです。
50人余りいる開発部だけでは足りなくなり、他部署の社員の前腕部も借りて何度も何度も試験をしました。
早く次の試験をしたく、新入社員が入社するのを待ちわびることもありました。
尊敬する知識豊富な先輩やチームメンバーの協力も得ながら、このプロジェクトで得られた浸透技術の1つが、最近の美顔器に使われるまでに至っています。
まだ道の途中、研究は続きます。

仕事で大切にしていること

迷ったらやってみる。やってみたいと意思表示する。
限られた体力と時間の中で現実をみては弱気になることもありますが、やらないでいるよりも失敗するかもしれないけれどやってみる、やってみてダメだったと分かったことが進歩。
次に活かそうと考えています。

今後の目標

化粧品よりもはるかに効果実感の得られる美容デバイスを創り出すこと。(といっても、私自身は検証をすることで何が効果が高いかをつきつめる業務であり、ソフトも筐体も設計することはできないので、開発メンバーと力を合わせてですが…)

ヤーマンはどんな会社か

急成長しており他業界からの転職者が多く活躍しています。
他業界での経験から提案したことも前向きに積極的に取り入れる柔軟さや、今より良くしようと真摯に対応する人が多い印象です。
また、チャレンジしたいことに展望があれば多くの費用を出してくれるところもモチベーションが上がります。
プライベートでは子供の受験の年に残業を極力減らしたスタイルで働かせてもらいました。
現在は、PTA役員となったため時間休やリモートワークを利用して夫と協力しながら乗り切っています。
迷惑をかけてしまうことが多々ありますが、色々な働き方を受け入れてくれる環境も入社して良かったと思います。

求職者へのメッセージ

スピード感や成果は求められますが、チャレンジを応援してくれる環境があります。美しさを創り出す現場は、地道な検証の繰り返しです。
電気を用いたら何が起こっているのか、どうしたら効果が上がるのか、共にアイデアを出して実際に実践していくパワーのある人と一緒に働けたら嬉しいです。